女性の生き方– tag –
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大事なことは地面の下にある
本当に大事なことは、地味で目立たないもの。 だから無くしやすいし、無くしても気付かない。 大事なことは、植物の根っこと同じ。 根っこの枯れた花は育たない。 本当に大事なことは、たいてい地面の下にある。 根っこが残っていれば、来年もまた花を咲かせることができる。 自分育ては、いつの時代も、地味で、面倒で、退屈なもの。 だから... -
結婚して「心が自由になる」ということ ~池田理代子の漫画『セイリング』
典子はエリート公務員との結婚が決まっていたが、結婚に少しも幸せに感じない。飲み会で知り合ったフリーカメラマンの香山に心惹かれ、ロッド・スチュワートのヒット曲『セイリング』を聞きながら、自由とは心を解き放つことだとさとる。結婚と心の自由に関するコラムと併せて。 -
最低のクズ映画と酷評されても『ショーガール』が好きな理由
のっけから、吐く・脱ぐ・殴る、オッパイぶるぶるのトップレスダンスに、下品きわまりない、クズ映画で知られるポール・ヴァーホーベンの代表作。主人公のノエミはバイタリティにあふれ、ベガスの女王を演じるジーナ・ガーションもセクシーで魅力的。世間が酷評するほど悪い作品ではないというのが当記事の主張。パワフルなダンス動画をメインに、華麗なるショーガールの世界を紹介。実際に訪問したラスベガスの写真も掲載しています。 -
少女と女の違いは何か ~人を愛する器があること
「少女」と「女」の違いは何かと問われたら、今ならきっとこう答える。 人を愛する器があることだと。 時に争い、傷つきながらも、一歩、また一歩と歩み寄り、愛の高みに上り詰めていく。 人と触れあうことの、なんと優しく、また切ないことか。 海洋小説 MORGENROOD -曙光 女性らしさとは何か、と問われたら、『気遣い』と答えます。 相手の... -
明菜 VS 聖子 ~己の全存在を懸けて芸と人気を競った時代
今の時代、「聖子が、明菜が」と言っても、誰の事か、ピンとこない人も多いでしょう。 でも、私たち、バブル世代にとって、二人の対決は非常に意義深いものでした。 単なるアイドルの人気競争ではない、己の全存在を懸けた闘いでした。 どちらが正しいとか、どちらが優れているとかいう話ではなく、例えるなら、『龍』と『虎』。 龍と虎は、... -
若い時分に優劣を競い合うことの馬鹿馬鹿しさ ~聖子VS明菜の戦いに思う
私たち、バブル世代の女子一同は、聖子 VS 明菜の戦いに、二人の女の生き様を見ていました。 聖子と明菜。 どちらが先に、愛を掴むか。 どちらが先に、結婚するか。 どちらがより幸せで、世間に称えられるか。 それは言わば、男に愛され、守られて生きていくのが正解か、それとも女も強くあるべきなのか、みたいな、テンプレ間の争いでもあっ... -
「男がほんとうに女に贈り物をしたいと思ったら結婚するものだ」 ココ・シャネルの名言より
「結婚してるのと、してないのと、何がどう違うというんだ?」最初の愛人エティエンヌの言葉にシャネルは女の哀しい宿命を思い知らされる。それをバネに真の自立を目指し、自身のファッション・ブランドを立ち上げるが、深く愛し合ったアーサー・カペルにも結局は裏切られてしまう。シャネルの数々の名言と生き様を著書と映画を通して紹介。 -
女性の自立について ~幸せを他者に依存しない生き方
「自立」というと、経済的に自立することが一人前の大人の証と思われがちですが、真の自立とは、自分の生活はもちろん、精神的幸福や人間関係に対して、自分で責任が持てることです。たとえ高収入で経済的に自立していても、自分が幸せになる為に他者の力に依存しているなら、それは自立ではないのです。 -
風水ではそれが起こる時がベストのタイミング ~悪い出来事にも意味がある
風水では、それが起こる時がベストのタイミング。良いことも悪いことも、あなたにとって最高のタイミングで訪れるという意味です。不幸だ不運だと嘆くのではなく、それを通して何を学ぶべきなのか考えてみましょう。 -
一生懸命 ~中途半端はかえって失敗の元
中途半端な恋愛をすれば、中途半端なものしか残らない、という喩え話。 -
40代の心の危機をどう乗り越えるか
40代というのは、一つの人生決算期である。 最終決算ではなく、中間報告とでも言うべきか。 もう大抵の40代は、「自分の器」というものをある程度見定め、「オレはここまでだった」という覚悟を決めなければならない。 もちろん、これから先も逆転や発展はあるし、40代のこの時点で何もかも決めつけるのは早すぎるけども、もう20代や30代のよ... -
自分と向き合う勇気を持とう 動画プロジェクト『100日間、何かを鍛える』より
「あなたは、あなたの恐怖と向き合わなければならない。そして私は恐怖の壁、思い込みの壁を打ち破ろう。怖がらないで」自分と向き合う勇気が人生を変える。アメリカの動画プロジェクト『100日間、何かを鍛える』より。 -
『40代は最高』もう怖いと思わない キャメロン・ディアスのインタビューより
たくさんのくだらない物がはがれ落ちる最高の年齢。女性はこの年になると物事の進め方が分かったり、そんなことにはこだわったりしなくなる。もう怖いとは思わなくなる。男性がどう思うかなんて気にしない。時がたつと恐ろしいことが起きるという不安はなくなる。 -
キャリア志向も専業主婦思考も根は同じ ~誰も本気に好きになったことがない?
「三高の男をゲットして専業主婦になってやる」という方向性が理想の結婚を求める真剣さ、ひたむきさ、本気さ、前向きさはキャリア志向の独身女性も同じ。自分だけはバカを見たくない女性の本音。 -
映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』女性と向きあえない男たち
一見クレイジーなナンパ娘・カサンドラには深い心の傷があった。無残な形で将来を絶たれた親友ニーナのために、男たちに復讐していたのだ。そんな中、バイト先で再会した同窓生ライアンと恋に落ち、カサンドラは幸福を掴もうとする。ところが、ライアンの意外な過去が明らかになり……。 現代の性犯罪と男女差別、女性の意識の変化などをポップ... -
そして女の奇跡が始まる 映画『キャットウーマン』/ ~美と若さの思い込みから自由になろう
化粧品会社に勤務するペイシェンスは美容クリームが副作用を引き起こすことを知った為に命を落とす。だが古代エジプトの猫神から超能力を授かり、強く美しいキャットウーマンとなって蘇る。コラム『美と若さの思い込みから自由になろう』 -
女は強く、賢く ヒロインの源泉 ~リプリーからワンダーウーマンまで
20世紀を代表するヒロイン、シガニー・ウィーバー(リプリー)と、21世紀を代表するヒロインが並び立った2020アカデミー賞授賞式。リプリーはそれまでヒーローの添え物のようだったヒロイン像を覆し、闘う女性の姿を確立した。 -
もう二度と飢えに泣かない 映画『風と共に去りぬ』とスカーレットの強さ
Tomorrow is another day (明日に望みを託して)が有名だが、第一部のエンディング、戦争に負けて、初めて人生の苦難を知ったスカーレットが荒廃した大地に立ちあがり、『神様を証人に誓う。もう二度と飢えに泣きません』の台詞も素晴らしい。女性が強く生きること、海外作品を英語で読み解く面白さを紹介。人種差別のキャンセルカルチャーに対する私見も併記しています。 -
美しい女が老いに直面する時 映画『血の伯爵夫人』 エリザベート・バートリと年下の恋人
若さと美を願うのは、間違いですか? 美貌の伯爵夫人エリザベート・バートリは、21歳の若くてハンサムなイシュトヴァンに恋をしたことから、自分の老いを強く意識するようになる。愛を失うことを恐れた夫人は自らの美貌を永遠に保つことに執心し、乙女たちの生き血を求めるようになる。女性の老いと悲哀を正面から描いた人間ドラマ。 -
愛は気づいてからでは遅いもの 失恋と後悔の映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』
ジュリアンとマイケルは「お互い28歳まで独身だったら結婚しよう」と約束をするが、誕生日の前、マイケルからキムと結婚することを聞かされる。ジュリアンはマイケルを取り戻すことができるのか。ジュリア・ロバーツの魅力全開のラブコメディ。
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