自立について– tag –
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企業の奨学金 ~学生さんに確かめて欲しいこと
企業の奨学金 ~学生さんに確かめて欲しいこと 大学には行った方がいいの?の続きです。 企業が経済的理由で大学に通えない学生に入学金や授業料を貸与し、大学卒業後、一定期間、正社員として勤務すれば返還を免除されるという『企業奨学金』の制度。 同じシステムは、看護業界にも昭和の時代から存在して、今も現役で勤務する看護師の相当... -
「好きなことをして生きる」は正解か
「好きなことをして生きる」は正解か 現状が厳しいからこそ、好きなことをして生きよう、というのが昨今の合い言葉になっています。 確かにそうかもしれませんが、好きな道を選択したところで、嫌なことが完全にゼロになるわけではありません。憧れの歌手になっても、仕事仕事で追いまくられて、売り上げのプレッシャーもひとしおだし、高給... -
精神的親殺しとは何か 子供の自立と親子対決
世の中にこれほど『親死ね』『殺したい』を願う人が存在するのも一驚でしょう。何も知らない人が見れば、誰も彼もが殺意を抱いているのかと恐怖を感じるかもしれません。しかし、こうした人々は本気で親の死を願い、殺す方法を模索しているのでしょうか。その理由について考察することが、親子関係をやり直すきっかけとなり、子供の救いとなります。 -
『親を殺すか、自分が死ぬか ~現代の親殺しとオイディプスの幸せ道』のあとがき
あなたにとって、『自分の人生』とは、その程度のものでしょうか。どれほど苦しめられ、傷つけられても、自分で自分を不幸にするような罠にはまってはいけません。親孝行も尊いけれど、『自分で自分を幸せにする』ということも、同じくらいに大事です。 -
十七歳のオイディプス 「親 死ね」「親 殺す」の正体
十七歳は、世の中のこともよく知らず、心を処す術も知らない、オイディプスと同じです。若いエネルギーを持て余し、自分らしく生きる道を渇望しています。では、彼らがこの葛藤を克服し、成熟した大人になるには、どうすればいいのでしょうか。子供たちの「親志ね」「親殺す」という感情には理由があります。 -
人生は誰に出会うかで決まる
人生の大きな流れは本人の能力や努力とは離れた「人との出会い」で決まります。いい出会いがなければ、どれほど優れた才能も活かされずに終わるし、凡庸な人でも良い上司や仲間に恵まれたら大きな成果を上げることができます。心を磨き、礼節を重んじ、強力なパートナーに見込まれることも大事な才能です。 -
自分が否定された時、どう生きるか
相手からNoのリアクションを受けた時――友だち解除されたとか、「いいね」してくれなかったとか、こちら側の能力や気遣いや親愛の情を否定されるような結果を目の当たりにすると、誰でもいい気持ちはしませんし、どんな人も多少気持ちを傷つけられるものです。でも、相手の立場になって考えてみれば、自分の全存在を否定されたわけではない、ということも解ってくると思います。 -
人生は夢を叶えるためにある
若い人に「何の為に生きるのですか?」と問われたら、私は迷わず「夢を叶えるため」と答えます。 夢を叶えるといえば、アイドル歌手になるとか、人気漫画家になるとか、自分の好きな事で稼いで、なおかつ社会的にも評価されることがそうだと思いがちですが、それはあくまで手段であって、目的とは似て非なるものです。 たとえば「漫画家にな... -
「怒ること」は悪ではない ~内なる感情を大切にしよう
あなたは「怒り」をもっと大事にしていい。人間の気持ちの一つとして尊重していい。それをどう表現するかが問題であって、怒りそのものが悪ではないのです。怒りも尊い感情の一つと捉え、怒っている自分自身を大切にしましょう。「怒るのは悪いこと」と自分を否定する必要はありません。 -
勇気をもって行動しよう ~変化のない日常に幸福は訪れない
あなたは自分が何におびえているのか、何をおそれているのかを、よく考えてください。そして勇気を出し、恐怖心を克服してください。幸福とは変化そのものです。日常に変化を起こすのは小さな勇気です。 -
ダメ親も成功のモチベーション ~立派で優しい親が子供を幸せにするとは限らない
立派な親が必ずしも子供に良い影響を与えるとは限りません。ダメ親だからこそ、反面教師にして、子供が賢くなることもあります。優しい親に甘やかされるより、冷たく突き放される中で育つ自立心もあります。大事なのは自分の人生と志です。ダメ親だからこそ、あなたは幸せになる必要があるのです。 -
自分を恥じない ~親とは違った人生を歩もう
自分を恥じているからといって、あなた一人が特別劣っているわけではないですし、過っているわけでもありません。一人の社会人として真っ当に生きている限り、あなたは自分を恥じることなどないのです。まずは自分自身を許して、愛することから始めてみませんか。 -
自尊心を育む ~本当に幸せな子供に育てる為に
「自尊心」と言うと、「自信過剰」や「傲慢」といった悪いイメージを連想する人もありますが、自尊心とは、文字通り、心をもった一人の人間として自分自身を尊ぶことです。その中には、権利や社会的役割も含まれます。自尊心(あるいは自己肯定感)がなければ、人は何をしても不安で、満たされず、劣等感に苛まれるようになります。 -
子供の自立は罪ではない ~親子関係は『距離』が解決することもある
親から離れることが叶っても、親の影は一生ついて回ります。辛い記憶も、憎しみも、心からすっかり払拭されることはないでしょう。それでも人は光に向かって進むことができます。怒りや憎悪に生きるより、生き甲斐や悦びや友情を大事にした方が、うんと幸せだと思いませんか。 -
『あなたの悩み、分かるわ詐欺』に気を付けろ
心が弱っている時だからこそ、「あなたの気持ち分かるわ」という安易で無責任な同情には気を付けなければいけません。他人の同意や共感に救いを求めれば、何でも自分に同意してくれる人しか受け入れられず、真に有益な助言を突っぱねたり、愚かな勧誘に取り込まれる恐れがあります。 -
心の問題は何度でも克服する
心が再び呪いに囚われかけても、自分のことを弱いとか卑怯とか責めてはいけません。長い間、苦しんできたのです。そう簡単に影は追い払えません。それでも歩みを進めれば、だんだん心も強くなります。 -
十八歳の決断 親から離れて自立する
フランスの思想家、ジャン・ジャック・ルソーの名言に「人は二度生まれる。一度目は存在するために。二度目は生きるために」というものがあります。心身ともに成長し、『自分』というものが頭をもたげてきた時、親を乗り越えて前に進むか、生涯、無力感や無能感にとらわれて人生を棒に振るか。そこが大きな分かれ目です。 -
人は二度生まれる。一度目は存在する為に。二度目は生きる為に。
ジャン・ジャック・ルソーの名著『エミール』の「わたしたちは、いわば、二回この世に生まれる。一回目は存在するために、二回目は生きるために」の名言にまつわるコラムと十八歳の旅立ちをテーマにした小説の抜粋。
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