スポーツの話題– tag –
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水原勇気とセクハラと現代のドリームボール
水島新司が「女性のプロ野球選手を漫画に描こう」と思い立ち、有名選手にアドバイスを仰いだところ、否定的な回答ばかりだった。野村監督だけが「その女の子にしか投げられへんボールがあれば、リリーフエースのような形で使えるかもしれんな」と可能性を示唆。「彼女にしか投げられない決め球」が道を切り開くこともある。男性に勝つのではなく、女性ならではの能力で堂々と社会のマウンドに立とうというコラム。 -
秩序が乱れると組織は機能しない ~野村克也 VS 早坂茂三の対談より
いつか再び、若い世代が戦いの必要性を実感した時、昭和のおとーさん達の硬派な言葉が心に響くかもしれない。ある意味、現代には顧みられぬこれらの本は、未来の悩める若者の為に書かれたのかもしれない。 -
いかに戦い、いかに終るか ~良い負け方が明日の道を開く 映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
氷の男ビヨン・ボルグが前人未踏のウィンブルドン5連覇に挑む。強敵はテニス界の悪童、ジョン・マッケンロー。二人の対決は連続タイブレークにもつれこみ、22分間の死闘を繰り広げる。凄まじいまでのプレッシャーの中、ボルグを懸命に支えるコーチの指導が素晴らしい。 -
映画『ペレ 伝説の誕生』 アイデンティティと自信喪失の時代を自分らしく生きる
サッカーの神様ペレの誕生にはブラジルの国民性を象徴する『ジンガ』の動きがあった。欧州風のフォーメーションプレイに従うよう強要され、自分のプレーを見失うが、ジンガこそ自らのルーツと思い定め、ブラジル国民の願いを体現する。コラム『スポーツと国家の威信 : 伊藤みどりさんの活躍を振り返る』 -
水島新司先生の訃報に寄せて ~お父さんの居場所と子供の遊び場もなくなった
昭和の時代、家庭と子供社会の中心に野球があり、水島漫画があったことの思い出話です。今は父親も定時で帰らなくなり、子供の遊び場もなくなった。 -
酒の飲み方は『あぶさん』に教わった ~水島新司の傑作野球マンガの思い出
野球漫画『あぶさん』を読み始めたのは親戚宅の「エロ本の間」で見つけた単行本がきっかけだ。サチコと結婚したのをきっかけに読むのを止めてしまったが、あぶさんは小学校時代のヒーローであり、上手な酒の飲み方を教えてくれた師匠でもある。作中でも登場する『升酒』と『母子酒とあぶさんの名前の由来』を紹介。
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