昭和カルチャー– tag –
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何人たりともオレの前は走らせねえ! アニメ【F】の主題歌とドライブと人生
ドライブは人生に似ている。 先を急げば仕損じるし、臆病過ぎてもつまらない。 あわてず、あせらず、あらそわず。 他の車に惑わされることなく、自分のペースでハンドルを握る。 追い越されても、割り込まれても、決して仕返ししようなどと思ってはいけない。 いつ、どんな時も、自分の走りを見失わないことだ。(自分の相撲じゃなくて) * ... -
『天使の絵の具』失恋したら聴く歌 ~リン・ミンメイの幻のエンディング(飯島真理)
■ はじめに 『天使の絵の具』は、劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』のエンディング、アイドル歌手リン・ミンメイのさよならコンサートで歌われる飯島真理さんの代表曲です。 アニメ初のヴァーチャル・アイドルとして人気を博したリン・ミンメイのパフォーマンスは、非アニメ・ファンも魅了して、一大ブームとなりました。飯... -
初代『超時空要塞マクロス』とリン・ミンメイの魅力
昭和の頃、私は熱心なアニメ&漫画ファンでしたが、初代『超時空マクロス』の劇場版「愛・おぼえていますか」を観て、アニメはこれで卒業しようと心に決めました。 理由は、二つ。 一つは、失恋した女の子の心情と旅立ちを歌ったエンディング『天使の絵の具』(飯島真理・作詞作曲)の、リン・ミンメイちゃんのパフォーマンスが素晴らしかっ... -
レッド・ツェッペリン『カシミール』アルバムという物語
『天国への階段』に並ぶ名曲『Kashmir』は異国情緒たっぷりの秀作である。アナログレコード盤にはA面からB面にひっくり返す体験があり、曲順にも物語があった。昨今のレコードブームと音楽業界の未来に関するコラムと併せて。 -
レコードアルバムという物語 ~A面で恋をして、B面で納得
アナログレコードという物語 A面とB面 : 作り手の駆け引き 近年、アナログレコードが売り上げを伸ばしているという。 うちの近所の家電量販店も、DVD売り場の1/3がアナログレコードに置き換わった。 30年以上前に目にして、それっきりの、あの有名ジャケットが、どーんと売り場の顔になっているのは感無量だ。 今、若い人の目で見ても、十分... -
『Remember The Time』 マイケル・ジャクソンの何がそんなに凄かったのか
「それまでプロモーションの”お飾り”に過ぎなかったミュージック・ビデオを、一気に芸術の域まで高めたのが、マイケル・ジャクソンの『スリラー』である」 1980年代の音楽誌の論評。出典は覚えていません。 マイケル・ジャクソンの何がそんなに凄かったのか 今でこそミュージシャンが新曲の世界観に合わせて、映画仕立てのミュージックビデオ...
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