心と生き方– tax –
幸せな生き方に関する短文集です。
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命の意味
生まれたばかりの 雛が言う 何の為の命なの どうして生きなきゃならないの その答えを知る為に生きるんだ 答えは一番最後にやって来る -
旅に出よう
旅に出ようかどうしようか迷い、決めかねているのなら、今は自分の本能を信じることが大切です。 目を閉じ、内なる心に問いかけましょう。 問題解決の道を探ろうと努力するのをやめ、自分の本能が出す答えに耳を澄ませば、いま自分が何をすべきかがわかるはずです。 人は、疲れれば、疲れるほど、その場にへたり込み、もう動こうとはしないも... -
お節介をやめよう
お節介のいちばん悪い点は、自分だけ高い位置に立ち、相手を見下すところです。 あなた自身は、夫や恋人に助けてもらいたいと心の中で願っていませんか? 「誰かが私の問題をすべて解決し、私の責任まで負ってくれたら、どんなに楽だろう」と思っているのではありませんか? 人助けは気持ちがいいし、何ものかになったような気分になるものです... -
幸福は堂々と受け取ろう
世の中には幸福が近づいてきたら、怖れをなして逃げ出す人がいます。 「自分なんか幸福になれっこない」「幸福になる資格がない」と思いこんでいるので、実際に幸福になると、(不幸になる前に)自分から壊してしまうのです。 不幸な状態が正常になってしまっている人は少なくありません。 そうした思い込みを捨てて、「自分にも幸せになる権... -
痛み苦しみは心が正しい証
人生は、私たちが望むものではなく、私たちに必要なものを経験させてくれます。 どれほどつらいことがあっても、それはあなたに必要なことなのです。 そして、いまのあなたには、癒しが必要なのです。 痛み苦しみは心が正しい証しです。 人生の問題と真剣に戦っているから心も痛むのです。 たちの悪い流感も身体が丈夫なら自然治癒するように... -
相手に合わせる
会話で人を惹きつけ、長続きさせるコツは、相手に合わせることです。 楽しい時は、楽しい話。 悲しい時は、しんみりと。 相手の声色や表情に合わせて、自分の口調や話題も変えるのが、好感をもたれる秘訣です。 「相手に合わせる」というのは、相手の言うことに何でも頷くことではありません。 自分が楽しくても、相手が沈んでいれば、それに... -
行きたい場所があるなら、今すぐに
ドライブは人生に似ている。 先を急げば仕損じるし、臆病過ぎてもつまらない。 あわてず、あせらず、あらそわず。 他の車に惑わされることなく、自分のペースでハンドルを握る。 追い越されても、割り込まれても、決して仕返ししようなどと思ってはいけない。 実際、車の運転ほど、自律性、自制心、公共心、想像力を求められるものはないです... -
正しさより、優しさ
ネガティブな人は自分から考えを変えるのが嫌なのだと思います。 自分の方から頭を下げれば損だと考え、相手のせいにして、雰囲気を悪くしてしまうのです。 人間社会では正しいことより優しい姿勢の方が好まれます。 正義で変えようとするのではなく、思いやりで対処すれば、あなたの評価も上がります。 -
相手との境界線
境界線をはっきりさせるほうが周囲の人たちとの関係はうまくいきます。 境界線があれば、あなたとどうつきあえばいいのかが、周囲の人にもはっきりわかるからです。 境界線を明確にし、自分の能力の限界を知り、自分自身を尊重し、相手の空間を大切にしましょう。 誰にでも心地よいテリトリーがあります。 どれほど仲好しでも、一人になりた... -
好調の時ほど哲学が問われる
人生においては、好調の時ほど哲学が問われるものです。 若くて、健康で、何をやっても勢いがある時こそ、正しい心の指針が求められるのです。 自分に自信がある時こそ、周りに目を向け、力を還元することを考えましょう。 哲学なき幸運は、あっという間に過ぎ去り、その後には何も残りません。 -
何もかもコントロールすることはできない
自分で何もかもコントロールできると考えるのは傲慢だと思いませんか? 宇宙の目から見れば、誰もがちっぽけな存在ですし、同じ地上に生きるものに、上等も下等もありません。 そう考えることが、思いやりの基本であり、楽に生きていく為の知恵ではないでしょうか。 -
幸福とは変化そのもの
雪におおわれた厳しい冬のあとには、新しい生命が芽吹く春が訪れます。 終わりのあとには必ず再生が訪れるのです。 この過程を信じ、前進してください。 私たちが思い切って一つの「別れ」を決断したときに初めて、私たちはつぎの愛を自由に選択することができるのです。 幸福とは変化そのものです。 長い目で見れば、別れも、真の幸せに至る... -
「忍耐」と「我慢」は異なる
「忍耐」と「我慢」は異なります。 忍耐には希望がありますが、我慢には終わりがありません。 今何かを耐え忍んでいるとしたら、その先にどんな展望が開けているか、考えましょう。 耐え忍ぶ価値があるならもう少し頑張って。無駄な我慢ならやり方を変えて。 より良い方向に自分を導くのが幸せの鉤です。 -
「やるべきこと」をやって自信がつく
「やり残したこと」を放置して、そんなものは端から存在しなかったかのように過ごしていると、前を向いて次の一歩を踏み出すことができません。 過去に足をとられて、前進することができないのです。 やり残したことを片づけて初めて、あなたは過去から自由になれます。 「やるべきこと」をやらないと、自分を尊敬することはできません。些細... -
人生の良いこと
人生の「いい事」とは、大金を手にしたり、素敵な恋人ができたりすることではなく、 ある日、心の目が開いて、生きることが「スッと」楽になることです。 「諦念」とでも言うのかな。 ある瞬間から、不必要に苦しまなくなる。 -
運の本質
運不運の本当の意味が分かるのは、何年、何十年後です。 大切なのは、自分が正しいと信じた道を歩み続けることです。 いつか自分の乗っていた船が、ぶくぶくと音を立てて沈んでいくのを目の当たりにした時、「運とは何か」が分かります。 -
ただ存在するだけで愛される
「どんな生き物も、別の世界に適応するのは大変なことだ。人間に限らず、魚でも、鳥でも、それぞれの身体に適した世界があって、その中で生きるように遺伝子にプログラムされている。どんな生命も、その星の土や水から作られていて、それらも含めて、自然のシステムを成している。たとえば、大昔は、鉱物資源の生成に微生物が関与しているな... -
感じることが全ての始まり
彼はまだ気難しい顔をして、口を一文字に結んでいたが、心は微かに波立っている。 今はそれで十分。 心が動けば、行動が生じる。 行動すれば、流れも変わる。 何かを感じ取ること。 それが全ての始まりだ。 海洋小説 MORGENROOD -曙光 -
人生は最後まで生きてみないと分からない
あなたの願いが必ずしも幸福をもたらすとは限りません。 不幸と思っていた出来事が実は救いだったりします。 内定をもらって万歳していたら、10年後に倒産して、失業した。 彼氏に振られて、落ち込んでいたら、実は二股だったと分かった。 何事にも、ドンデン返しはつきものです。 人生は最後まで生きてみないと分かりません。 -
出会いとは
いい人がいないから、出会えないのではなく、 人に対して、あなたの心が開かれていないから、 目の前にいる人の良さが分からないのです。 いい人も、素敵な出来事も、 その価値が分かる人にしか訪れません。
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