恋と信頼関係– tag –
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愛の能力を使い方を覚えていくしかない フォースター『眺めのいい部屋』より
Man has to pick up the use of his functions as he goes along ―― especially the function of Love. From “ A Room with a View” by E.M.Forster 『人生では、さまざまな能力を使ってみて、その使い方を覚えていくしかない ――とくに、愛する能力の場合は。』 “眺めのいい部屋”から E.M フォースター ここでは能力と翻訳されていますが、... -
少女と女の違いは何か ~人を愛する器があること
「少女」と「女」の違いは何かと問われたら、今ならきっとこう答える。 人を愛する器があることだと。 時に争い、傷つきながらも、一歩、また一歩と歩み寄り、愛の高みに上り詰めていく。 人と触れあうことの、なんと優しく、また切ないことか。 海洋小説 MORGENROOD -曙光 女性らしさとは何か、と問われたら、『気遣い』と答えます。 相手の... -
国際恋愛 ~文化の違いをどう乗り切るか・海外生活とアイデンティティの再構築
外国人と交際すれば、文化習慣や価値観の違いに唖然とすることも少なくありません。しかし、最初から「違い」を認識するからこそ、乗り越えられる壁もあります。どちらが悪いと責め合うのではなく、「こういうものだ」と割り切ることでストレスも軽減します。価値観の異なる人間と付き合えば、上手くいかないのが当たり前です。 -
被害者意識を捨てよう ~「傷ついた」「傷つけられた」が人を不幸にする
「被害者意識」とは、相手を「加害者」に 仕立てあげ、 自分は絶えず相手から危害を加えられている「被害者」であると思い込むことです。 悪いのは向こうだと一方的に相手を非難し、自分ばかりが損をしていると自分で自分に同 情する自己憐憫の一種なのです。 -
愛に近道はない ~人間関係の構築には時間と手間がかかるもの
恋が上手くいかない人は自己中心的な「好き」という気持ちから深い愛情が育まれるまでの過程を面倒と感じ、すぐ相手を取っ替え引っ替えするから、誰と付き合っても長続きしないのです。 -
愛とは小さなことの積み重ね ~相手の心に想像力を働かせる
「これくらいはいいだろう」という手抜きで人は破滅する。「この人だからいいだろう」という甘えで人は破滅する。愛とは相手に対する想像力。自分の言いたいことを言いたいように言うだけでは愛は掴めません。 -
一生懸命 ~中途半端はかえって失敗の元
中途半端な恋愛をすれば、中途半端なものしか残らない、という喩え話。 -
自分の気持ちをはっきり伝えられない人へ ~自分の問題も相手の問題と同じくらい大事
「話し合い」とは、二人が持っている欲求の妥協点を見つけることです。 あなたは、自分の願望より相手の欲求のほうがずっと大切だと思っていませんか? いつでも自分がいちばん重要な存在であり、誰よりも優先され、望みのものを手に入れるのが当然だと思ってないでしょうか。 -
大切なことを思い切って話そう ~コミュニケーションは「伝えること」に意味がある
私たちは、相手も自分と同じ基準でものを考え、世界を見ていると思いがちです。自分が意図して言ったことは、相手にきちんと伝わったはずだと思ってしまいます。あなたが思いのたけを打ち明けたつもりでも、相 手にはまったく通じていないこともあるのです。 -
人間関係には責任を伴う ~気ままなつきあいを続けている人へ
する人とずっとつきあっていくには、「誓いを立て、責任を持ち、約束を守る」という心構えを持つことが大切です。現代社会では、「信頼と責任」の重要性を教わる機会などほとんどありません。 責任を持って相手を愛するというのはどういうことなのか、考えてみましょう -
ルールを設けよう ~ルールは束縛ではなく、互いに気持ちよく過ごすためのマナー
恋人同士にも決まりは必要です。行動や判断の基準となるもの、手本となるものです。道義的に考えて正しいか、正直であるか、誠実であるか、といったことが、判断の基準となります。あなたと彼が深く愛し合い、信頼し合うには、こういった判断基準が必要不可欠なのです。 -
相手にしたことは自分に返ってくる ~カップルは合わせ鏡 相手は自分に、自分は相手に似る
「信頼を裏切るようなひどい扱いばかり受けている」と感じると、私たちは苦痛を覚え、相手を恨んだり、憎んだりします。しかし、それはあなたが以前とった行動が、めぐりめぐってあなたの元に戻ってきているだけなのです。すべての原因は、あなたが以前とった行動にあります。解説【カップルは合わせ鏡 ~相手は自分に、自分は相手に似る】と併せて。 -
不満から愛は育たない ~不満は人間関係を好転させるチャンス
私たちは、自分の望むことが受け入れられないと不満を持つようになります。 他人のあらさがしを始め、悪口を言います。自分の心の奥底の欲望を見つめなおし、一方的に不満を並べ立てるのをやめれば、いまより楽しく充実した人生を送ることができます。 -
相手のために何かをしよう ~与えるとは「心」と「時間」を捧げること
いまは彼のために何かをしてください。いったい誰のために、何をすればいいのか、そしてどんな方法で実行すればいいのか、よく考えることが大切です。「私はあの人にものすごく尽くしている」それがほんとうに相手のためになっているのかどうか、よく考えてみてください -
救うべき相手を間違えない ~人助けと自己有用感について
相手に干渉するのをやめると、あなたは罪の意識を感じるかもしれません。あなた自身は、夫や恋人に助けてもらいたいと心の中で願っていませんか?「誰かが私の問題をすべて解決し、私の責任まで負ってくれたら、どんなに楽だろう」と思っているのではありませんか? -
犠牲とは「分かち合い」と「寛容」の気持ち
「自分を犠牲にしなさい」と言われて、不愉快に感じる人もいるでしょう。 しかし、ものごとは考え方ひとつで変わります。それはすべて理解力の問題なのです。 自分を犠牲にしなさいというアドバイスの根底には、「より大きな利益のための犠牲」という考え方があります。 -
Set them Free ~本当に愛しているなら、相手を自由にしておくこと
二人の関係を確かなものにする為に、相手の気持ちも行動も束縛し、自分の思う通りにコントロールしようとする人がありますが、それは間違った愛し方です。相手を自由にすれば、物理的な距離は開きますが、心の距離はかえって近くなるもの。恋愛関係において、一番大切なのは距離感です。 -
感謝とは相手の良さを見出す気持ち ~「ありがとう」はあなたを輝かせる
ものごとのよい面に目を向けて感謝する人は、成長します。ものごとを斜めに見て、否定的に考えるほど、人生はどんどん悪い方向に流れていきます。ものごとのよい面に目を向けるようにすれば、もっとよいもの、明るいもの、希望が見つかるのです。 -
交際相手をセラピストにしない ~自分の心の傷は自分で治す姿勢が大事~
愛に飢えた人ほど、彼氏や友だちみたいな「特別な存在」ができた途端、数千年の孤独を一気に埋めようとして、相手の事情もお構いなしに「話を聞いて、手伝って」と助けを求めようとしますが、そういう時こそ、一歩、間合いを置いて、まずは相手に何ができるかを考えましょう。 -
あなたの欠点を相手の欠点にしない ~損得勘定は自分を卑しめるだけ
「投影」のよい点は、相手という鏡に映った自分の姿を見られることです。ですから、鏡の中の自分の姿をよく見つめてください。相手が怒っていると感じたら、自分の怒りを鎮めてください。すると不思議なことに、相手の怒りも消滅します。そのときに初めて、相手の本来の姿を見ることができるのです。