精神的親殺し– tag –
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親殺しは心の中で成し遂げる オイディプスの幸せ道
親に逆らうことに罪悪感を持ち続ける限り、あなたは生涯、呪いの囚われ人であり、「親 死んでほしい」「親 殺したい」という憎悪から解放されることもありません。あなたの心の中で、親は一生許しがたい悪魔として存在し、その毒は、あなたの人生も、あなたの周りの人も、めちゃくちゃにしてしまうでしょう。 -
親の死を願っても、人生は変わらない
親の死を願っても人生は変わりません。親が変わることを願っても、親は死ぬまで変わりません。変えられるのは自分の気持ちと生き方だけ。無理に許す必要はありません。親の呪縛を逃れて、自分らしい人生を生き直してみませんか。 -
過去から学び、過去と訣別する ~解決すべき心の問題を放置しない
子どもの頃に体験したつらい経験が、いまも精神的な傷となってあなたの中に残っているのではありませんか? それが原因で、夫や恋人との関係が難しくなっていませんか? 自分が過去からどれほど影響を受けているかを認識し、過去と決別して、未来への第一歩を踏み出しましょう -
毒親に苦しんだあなただからこそ、出来ることがある ~書籍『親の死を願う子供たち』のあとがきより~
乗り越えたと思ったら、また新たな問題が持ち上がり、何度でも、何度でも、どん底に叩き落とされる。その度に、人の倍ほど苦労して、理不尽に感じることもあるかもしれません。親子関係の傷も、一生抱えて生きていくことになるかもしれません。それもまた、あなたの人間的な能力の一部です。 -
親は親、あなたはあなた ~自分を幸せにすれば、周りの人も幸せにできる
親孝行も尊いけれど、『自分で自分を幸せにする』ということも、同じくらいに大事。なぜなら、あなたが幸せになれば、あなたはその余力で、周りの人も幸せにできるからです。 -
オイディプス王と精神的な親殺しについて
心理学者にして文人でもある河合隼雄氏の名著『家族関係を考える』とギリシャ悲劇『オイディプス』をベースに、思春期の子供の自立と内面的な親殺しについて綴るコラム。同氏の「竜退治と自立と内的な母親殺し」に関する記述と併せて。 -
精神的親殺しとは何か 子供の自立と親子対決
世の中にこれほど『親死ね』『殺したい』を願う人が存在するのも一驚でしょう。何も知らない人が見れば、誰も彼もが殺意を抱いているのかと恐怖を感じるかもしれません。しかし、こうした人々は本気で親の死を願い、殺す方法を模索しているのでしょうか。その理由について考察することが、親子関係をやり直すきっかけとなり、子供の救いとなります。 -
親の死を願う子供たち ~Googleのキーワード検索より
長年、子育てコラム『オイディプス王と精神的な親殺しについて』を公開していたところ、「親死ね」「親殺す」というキーワードで訪問者が殺到し、Googleアナリティクスの検索結果が恐ろしいことになったことがありました。 そのエピソードを元に書いた記事がこちらです。 親の死を願っても、人生は変わらない 2012年まで、Googleアナリティク... -
『親を殺すか、自分が死ぬか ~現代の親殺しとオイディプスの幸せ道』のあとがき
あなたにとって、『自分の人生』とは、その程度のものでしょうか。どれほど苦しめられ、傷つけられても、自分で自分を不幸にするような罠にはまってはいけません。親孝行も尊いけれど、『自分で自分を幸せにする』ということも、同じくらいに大事です。 -
十七歳のオイディプス 「親 死ね」「親 殺す」の正体
十七歳は、世の中のこともよく知らず、心を処す術も知らない、オイディプスと同じです。若いエネルギーを持て余し、自分らしく生きる道を渇望しています。では、彼らがこの葛藤を克服し、成熟した大人になるには、どうすればいいのでしょうか。子供たちの「親志ね」「親殺す」という感情には理由があります。 -
親に変わることを期待してはいけない ~精神的・物理的距離を置く
憎い、嫌いと思っても、心の底では、いつか親が自分を理解してくれるのではないか、理想の仲良し親子になれるのではないかと期待するのが子ども心です。しかし、親はそう簡単に変わりません。何をどう言い聞かせても、自分の望む通りにはなりません。 -
子供の反抗は『親の否定』ではない
『親殺し』という言葉だけ見れば、非常に激しい印象を受けますが、要は、親の影響から離れて、我が道を行くだけのことです。子どもだって親を愛したい。どんな時も尊敬の気持ちで仰ぎ見たいと願っています。意見が食い違うことと、親を否定することは、まったく別物です。 -
子どもの許しはいつ訪れるのか ~親殺しと再生について
子どもが真の大人になるためには、内面的な母親殺しや父親殺しをやり遂げねばなりません。それは決して恨みや憎しみではなく、親の定めた規範や価値観を乗り越えることです。内面的な親殺しに失敗すれば、子供は「自分が死ぬか、親を殺すか」という気持ちに追い込まれ、精神的自立に失敗するのです。 -
対決を通しての親子関係の安定 ~立派な親の姿を見せるより、正直な人間として子供と向き合おう~
立派な親だから、正しいことを言っているから、尊敬されるわけではありません。愛とはもっと正直なものです。子供は人間である親を理解し、愛したいのです。立派であらねば……という気負いは、かえって子供の心を遠ざけ、負担となってしまいます。本当の自分を恐れずにさらけ出してみませんか。 -
十八歳の決断 親から離れて自立する
フランスの思想家、ジャン・ジャック・ルソーの名言に「人は二度生まれる。一度目は存在するために。二度目は生きるために」というものがあります。心身ともに成長し、『自分』というものが頭をもたげてきた時、親を乗り越えて前に進むか、生涯、無力感や無能感にとらわれて人生を棒に振るか。そこが大きな分かれ目です。
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