創作エッセイ– tag –
-
人生には沈む時もある ~海の底に潜んで、機会を待て
【コラム】 若者がみじめに感じる瞬間 ~何やってんだろ、俺 若い時代は、金ない、コネない、実績ない、自信ないで、どちらを向いても心細いもの。 そんな時に追い打ちをかけるように、辛いこと、悔しいこと、悲しいこと重なるものです。 主人公のヴァルターも、人一倍、向上心が強く、能力もありますが、なぜか努力が空回り。 やること、... -
一生の恩人を持てた人は幸せ。一生の恩人になれた人はもっと幸せ。
この時期になると、人生の恩師のことをよく思い出す。 何故なら、年末に亡くなったからだ。 多分、あちらは、私に『一生の恩』になるような事をしたとは思ってないだろうし、小さな親切心に過ぎなかっただろう・・とも思う。 私があまりに真剣というか、必死だったので、放っておけなかった――まあ、そんなところ。 何が相手にとって一生の恩... -
処世は時言、真理は永遠 ~人は魂で生き、理性で現世を渡る
世の中、いろんな○○論が溢れています。 情熱をもって生きろと説く人がいる一方、ゆっくり生きればいいと説く人もあり、どちらが正しいのか、分からなくなりますよね。 それとは別に、この世には絶対不可侵の規律が存在します。 殺すな、盗むな、嘘をつくな、etc。 こうしたことは、文化や宗教の違いにかかわらず、大抵共通しています。(細部... -
拾いの神は捨てられた後にやって来る
拾いの神は捨てられた後にやって来る 誰にとっても、採用 / 不採用、入賞 / 落選、交際OK / ごめんなさい、等々。 選ばれない苦しみは計り知れないものがあります。 特に若い時分は、世の浮き沈み(あるいは運勢の上昇・下降)というものを長いスパンで経験することがないので、失恋しては落ち込み、不採用通知を受け取っては人生に失望し、... -
やるか、やらないか、決断の時
他人の成功を羨む人がいます。 あれくらい、誰でもできる。 自分はまだ本気を出してないだけ。 が、本当にそうでしょうか。 やろうとしない言い訳を、自分にも、周りにも、言い聞かせていませんか。 失敗するのが怖い。 馬鹿にされるのが怖い。 傷つきたくないが為に、後回しにしている人は少なくないと思います。 そんな人たちにとって、自... -
人は二度生まれる。一度目は存在する為に。二度目は生きる為に。
ジャン・ジャック・ルソーの名著『エミール』の「わたしたちは、いわば、二回この世に生まれる。一回目は存在するために、二回目は生きるために」の名言にまつわるコラムと十八歳の旅立ちをテーマにした小説の抜粋。
12