ギリシャ神話・伝説– tag –
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ドビュッシーの名曲『組み合わされたアルペジオ』『水に映る影』『小組曲』『沈める寺』 / 創作「沈める寺」
ドビュッシーのピアノ名曲で特に美しい『組み合わされたアルペジオ』『水に映る影』『メヌエット』『沈める寺』の魅力をSpotifyで紹介。ドビュッシーとアントニオ・ガウディに捧げる短編小説と併せて。 -
エロスとは上昇する生のエナジー ~ヴィーナスとクピドの神話より
海の泡から生まれた美と愛の女神ヴィーナスと息子クピド。エロスは上昇する生の象徴でもあり、所有と欲望の愛に突き動かされる。エロスの本質を絵画と併せて綴るエッセー。 -
エロスとプシュケの寓話 ~愛と疑いは一緒にいられない
恋の神エロスはプシュケに恋をし、姿形を隠して結婚生活を送るが、夫を疑うプシュケは明かりをかざして神であるエロスの姿を見てしまう。エロスは「愛と疑いは一緒にいられない」と言って飛び去るが、プシュケは困難を乗り越え、神の一員として迎えられる。人間の魂の変容を描いた名作。 -
『シーシュポスの神話』と『まじめの罠』 努力が報われない時、どうするか
無益で希望のない労働ほど怖ろしい懲罰はない。アルベール・カミュの名著『シーシュポスの神話』と勝間和代氏の著作『まじめの罠』から考察する不条理に対する回答。結局「それでよし」としか言いようがない点に人智の限界を感じるというコラムです。 -
オイディプス王と精神的な親殺しについて
心理学者にして文人でもある河合隼雄氏の名著『家族関係を考える』とギリシャ悲劇『オイディプス』をベースに、思春期の子供の自立と内面的な親殺しについて綴るコラム。同氏の「竜退治と自立と内的な母親殺し」に関する記述と併せて。 -
『トリスタンとイズー物語』究極の愛と死 作品解説と見どころ
あらゆる恋物語の原型となった『トリスタンとイズー物語』の背景と見どころを岩波文庫の訳本を中心に解説。愛を極めれば死に到る、究極のエロスとタナトスを描いた名作です。ワーグナーの歌劇『トリスタンとイゾルデ』の歌詞と併せて。 -
アーサー王伝説『シャロットの女』 恋と孤独を恐れた処女姫
呪いをかけられ、高い塔に閉じ込められた乙女にとって、外界と繋ぐ唯一のものは鏡だった。ある日、その鏡に騎士ランスロットが写り、その麗しさに魅了された乙女は思わず外界を目にして「呪いが私にふりかかった」と叫ぶ。運命を覚った乙女は一隻の船に乗り込み、最後の歌をくちずさみながら、やがて息絶えてしまう……。
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