女性性を育む ~女性である自分が好きですか?
恋愛には心の成長意外に、もう一つ、大きな目的があります。それは『女性性を育む』ということです。
恋をすれば、自ずと『性』を意識するようになります。
それは恥ずかしいことでも、間違いでもありません。
何故なら、男女が引かれ合う究極の目的は、子孫を残すことだからです。
異性と裸で抱き合うことに、温もりも、ときめきもなければ、ただただ恥ずかしいだけです。
皆が恥ずかしがって性を避けていたら、人類なんて、あっという間に滅亡してしまいます。
問題は、一般社会において、性の演習も、教則本も、存在しないことです。
多くの男女は、何の予行練習もなしに、いきなり本番に臨むことになります。
その過程で嫌な思いをすれば、心も閉じてしまいますし、過激なAVのように、過った知識を得れば、嫌悪感しか覚えないでしょう。
その結果、女性である自分自身を嫌悪するようになれば、人生そのものが生き辛くなってしまいます。
恋愛は、好きな人との性的な関わりを通して、女性である自分自身を好きになる道程でもあります。
同時に、自分とは異なる性を知り、理解を深める機会です。
経験の数など何の自慢にもなりません。
ただ一度の触れ合いでも、心から幸せを感じれば、それは素晴らしい経験なのです。