『言い訳』は女性の幸せを遠ざける
年頃になると、「どうして結婚しないの?」「彼氏を作らないの?」みたいな質問攻めで、うんざりすることも多いです。
そんな時は、あれこれ言い訳せずに、「いい人がいれば、いつでも」と明るく受け答えしましょう。
自分を正当化する為に、「結婚なんか、するだけ無駄」「私は仕事が生き甲斐なので、興味ありません」と言い張っても、周りには負け惜しみにしか聞こえません。
そもそも一度も結婚したことがないのに、どうして結婚の良し悪しが分かるのでしょう。
仕事が生き甲斐という人も、某国の王子に求婚されたら、ころりと考えを変えるのではないでしょうか。
周りにいろいろ言われて、悔しい気持ちは分かりますが、そんな時こそ、素直になりましょう。
縁がないなら、ないなりに、自然に生きて行けばいいのです。
結婚したいのに、なかなか縁が巡ってこないのと、周りに言い訳しながら生きていくのでは大違いです。
自分が努力しても得られなかったものを悪し様に言っても、物事が好転するわけではありません。
むきになって言い返せば言い返すほど、周りはうんざりして、あなたから離れていってしまいます。
どんな人にも、運にも縁にも見放されたような時がありますが、仕事でも、趣味でも、何か一つ、一所懸命に打ち込んでいたら、どこかで、ふっと流れが変わる時があるものです。
意地を張る人は一生分の損をする
独身女性に限らず、人間というのは、都合の悪いことを聞かれると、格好のいいことを口にして、取り繕ってしまうものです。
恋愛や結婚にしても、「縁がない」と言うよりは「興味ないです」と言った方が自立した感じがするし、「縁がない」などと正直に言えば、孤独で、つまらない人間と見下されやすいからです。
しかし、負け犬と思われるのがイヤで、ワンワン吠えていると、自分も周りも疲れさせるし、吠えれば吠えるほど、チャンスも遠ざかるものです。
この世で虚勢ほど人を疲れさせるものはなく、本当に助けが欲しいなら、自分の真の姿を知ってもらう他ありません。
相手が何を悩んでいるのか、分からないことには、誰にも救いようがないからです。
意地を張っても、周りを疲れさせるばかりか、自分自身も見失って、余計で消耗するでしょう。
喩えるなら、温泉でくつろぎたいのに、「人生には冒険が必要だ!」と砂漠に向かって歩いて行くようなものです。
理屈で人生を変えることはできないし、虚勢で心を満たすこともできません。
人間は、たとえ小さなリンゴでも、自分の欲しいものを確実に手に入れた時だけ幸福を感じるものです。