仕事でも、勉強でも、趣味でも、何でも、一生懸命に取り組めば、何が起きても納得するし、心から満足できるものだ。
下手な慰めなんかじゃなく、言い表せないほどの充実感を得られる。
それは恋愛においても同じ事。
結果なんか関係ない。
要は、自分がどれだけ真剣に取り組んだか――、それが心の満足度を決める。
確かに、楽しい事ばかりではないけれど、つらい出来事がすべて不幸につながるわけじゃない。
すべてが過ぎ去ってみると、結果や過程にかかわらず、「一生懸命、取り組んだ」という充実感だけが残る。
人間関係においては、何が成功で、何が幸せかを、物や形で確かめることはできないけれど、最後に充実感を得られれば、それは何にも勝る宝なのだ。
言うべきことは、ちゃんと言う。
向き合う時は、しっかり向き合う。
つらくても、逃げ出さない。
感情にまかせて、投げ出さない。
その時、その時の課題を、一生懸命クリアすれば、やがて、目指す境地に辿り着けるものだ。
中途半端にするから、結果の良し悪し、経過の良し悪しだけで、すべてを判断してしまうのだろう。
あらゆる波を乗り越えて、ふと振り返った時、あの場面も、この場面も、すべていとおしく思えるなら、それは最高の体験なのだ。
そして、その積み重ねが、本当の意味で人生を豊かにしてくれるのだと思う。
非常に難しい状況の中での恋愛だったけど、経験できて、本当に良かったと思う。
今はただ、すべての出来事に『感謝』あるのみです。
初稿: 2002年8月12日
これは私の友人の受け売りですが、何事も、頭でゴチャゴチャ考えるうちは本物じゃないんですよ。
こんな事をしたら、無駄にならないか。
失敗しないか。
馬鹿をみないか。
etc
頭の中でゴチャゴチャ考えるうちは、仕事も、恋愛も、趣味も、人生も、本物じゃないし、本物じゃないものを本物と思い込んで、「自分はこんなに頑張ってるのに報われない!」と嘆くのも悲劇なら、頭の中でゴチャゴチャ考えるうちにチャンスを逃すのも悲劇なんですね。
それが「本物」であれば、悩んでる暇などないし、損得も考えません。
損になりそうなことも、得になるまで頑張るのが、情熱というものです。
それだけの情熱が持てないなら、最初からやっても無駄だし、才能うんぬんにかかわらず、どのみちモノにはなりません。
恋愛もしかり。
頭の中でゴチャゴチャ考えてるうちは、他人のことなど愛しようがないし、また、自分自身も命がけで愛されることもないのです。