陽が当たりそうで 当たらない
そんな暗闇を生きている
生きることに意味があったのは
言葉も知らない 無垢な頃
何が私を変えたかは
遠い昔のことなので
語る気にもなれない
時々 蜃気楼のように
夏の日差しを思い出すぐらいで
そうして私は
何度も闇に落ちる
悲鳴も上げずに
何度も 何度も
闇もまた優しい
そこでは
希望を持つことも
忘れさせてくれるから
Respiration Ⅰ
陽が当たりそうで 当たらない
そんな暗闇を生きている
生きることに意味があったのは
言葉も知らない 無垢な頃
何が私を変えたかは
遠い昔のことなので
語る気にもなれない
時々 蜃気楼のように
夏の日差しを思い出すぐらいで
そうして私は
何度も闇に落ちる
悲鳴も上げずに
何度も 何度も
闇もまた優しい
そこでは
希望を持つことも
忘れさせてくれるから
Respiration Ⅰ