自分を信じるということは、自分に与えられた運を信じることです。
自分がどんな運の持ち主かは、自分が生きてきた道程を振り返れば、自ずと分かるはず。
「私はついてない」という人も、健康運には恵まれていたりします。
難病を抱えている人から見れば、普通に道を歩いているだけでも幸運です。
その時々の、良いこと/悪いことだけで、生涯運を判断することはできません。
運不運の意味が分かるのは、何年、何十年後です。
失恋した相手が実はモラハラだったり、友人だと思っていた人が実は詐欺師だったり・・というのは、よくある話です。
受験に失敗して、第二志望の学校に進学したら、意外と適性にマッチして、友だちがたくさんできることもあります。
なまじ第一志望に受かったがために、競争に揉まれて、精神を病むことを思えば、はるかにラッキーですね。
何事も、その時々の結果だけで判断はできません。
大切なのは、自分が正しいと信じた道を歩き続けることです。
これなら歩ける、歩きたい、と心の底から思えるだけでも、その人は運に恵まれています。
いつか思いがけない場所で、思いがけない人に出会った時、運の何たるかが分かります。