「モテる女」と「愛される女」は違う

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「モテる女」と「愛される女」は違う

よく「モテたい」という声を聞きますが、「モテること」と「愛されること」は違いますし、異性にモテたからといって、必ずしも心から愛されるとは限りません。

誘いは愛と異なりますし、好意と愛も違います。

いろんな異性に誘われることを「モテ」と自慢する人もありますが、単に誘いやすいだけかもしれません。

大勢が「あの子、可愛いね」と注目しているからといって、皆がその人を愛しているわけでもありません。

それを『愛されている』と勘違いするから、いざ交際を始まって、思い通りにならない事があると、怒ったり、落ち込んだりするのです。

それよりも、一人の人とじっくり向き合ってみませんか?

大勢にチヤホヤされなくても、一つの出会いを大切に育み、誠実なパートナーと幸せに暮らしている人はたくさんいます。

モテる女になったところで、必ずしも愛されるとは限りません。

以下はウェブ版のオリジナルです。参考にどうぞ

チヤホヤされるのは誘いやすいから

よく「モテたい」「愛される女になりたい」という言葉を聞きますが、「モテること」と「愛されること」は違いますし、異性にモテたからといって、必ずしも心から愛されるとは限りません。

異性の注目を集めてチヤホヤされることと、ありのままの自分を愛されることは全く質が異なるからです。

一般に「モテる」といえば、「たくさんの男性に誘われて、交際を申し込まれる」といったことをイメージしますが、いろんな人に誘われるからといって、その全ての人に愛されているとは限りません。

女性は愛されているつもりでも、相手の男性は、「この程度の女なら、簡単になびくだろう」「誰でもいいから、気軽に付き合える女友だちが欲しい」と思っているだけかもしれないからです。

単純に、声をかけやすいから、誘っているだけ。

本命の女性は他にいるかもしれません。

たとえば、私が学生時代にアルバイトしていた飲食店では、Aちゃんというアイドル歌手みたいに可愛い子がいました。

彼女が入職してきた時、男の子は騒然となり、食事や映画に誘う人も少なくありませんでした。

ところが、彼らが本当に「彼女にしたい」と望んでいたのは、地味で控えめなBちゃんだったのです。

男の子いわく、

「仕事が忙しい時に、申し訳なさそうに『オーダーお願いします』という声が可愛い」

「いつも一人で黙々とソファを掃除している姿がいい」「仕事が終わると、そそくさと着替えて帰ってしまう姿にそそられる。一度でいいから、送って行きたい」

等々。

みなA子ちゃんをアイドルみたいに祭り上げていたけど、その肩越しにBちゃんのこともしっかり見ていて、心秘かに狙っていたんですね。

なぜ、男同士で話題にしなかったかといえば、「本命の女性のことを口にしたら、他の男に取られるから」。

誰かが「Bちゃん、可愛い」と言い出すと、皆がBちゃんに注目するようになります。

皆が注目する女性は、他の男性にとって落とし甲斐のある存在ですし、さほど好きでなくても、自分のものにしたいと思うようになるわけですね。

だから、本命の女性は、わざと無視します。

気のない振りをして、「自分だけのアイドル」にするのです。

下手に近づいて、嫌われたくないから、心秘かに思い続けていることもあります。

本命の女性には慎重で、シャイになるのが、男性の特徴なんですね。

一方、男の子にチヤホヤされているA子ちゃんは「私はモテる」と勘違いして、だんだん自惚れるようになります。

ある時、彼女に交際を申し込んだ男の子を邪険に扱ったことで、男性全員から総スカンを食らいました。

あれほどA子ちゃんブームだったのに、一気に冷めてしまったのです。

日頃は仲違いしても、男同士の連携は強いですから、自分たちの仲間がコケにされたと分かると、一斉に掌返しするんですね。

男性には「なんとなく好き」「友だちとして好き」「お世辞の好き」など、いろんな種類の「好き」があって、その場のノリで、いくらでも好きな振りをすることができます。

皆にちやほやされるからといって、愛されるわけではありません。

ファンと真実の愛は違う

人が人を愛する理由は意外なものですし、「ファン」と「真実の愛」も全く質の異なるものです。

大勢のファンが欲しいのか、それとも、愛が欲しいのか。

上辺の「モテ」にこだわると、本当の愛を見失います。

大勢にチヤホヤされるのと、たった一人に愛されるのと、どちらがいいですか?

ファンはいつまでもあなたのことを愛し続けてくれるのでしょうか。

誰でも顔が可愛くて、適度に愛想がよければ、何をしてもモテます。

16歳というだけで、興奮する男性もいます。

でも、あなたの探し求める愛は、そんな上面のものではないはずです。

モテるスキルと、愛を育む能力は、まったく別ものです。

誰かにこっそり教えたい 👂
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