Aさんは、20代半ばに相手から一方的に婚約解消され、ずっと辛い思いを引き摺ってきました。
でも、32歳を過ぎた頃から「やっぱり結婚したい」と思い立ち、結婚情報サービスを利用したり、周りの人に「いい人がいたら、紹介してください」と積極的に働きかけ、34歳の時、職場に出入りしていた他部署の上司の紹介で良い方に巡り会い、めでたく結婚されました。
その時、「あんな事までして、みっともない」「彼女は結婚に焦りすぎ」と陰で笑っていた人たちは、今もみな一人です。
出会い方に「こうしなければならない」「こんな方法は間違い」という道筋はありません。
いい人に出会いたければ、自分に合ったやり方で、積極的に行動すればいいのです。
「自然な出会いでなければ嫌」とか「周りにバカにされたらどうしよう」とか、一つのやり方にこだわったり、周りの目を気にしては、チャンスも掴めません。
ボランティアに参加したり、スクールに通い始めたりすることが、直ちにいい出会いに結びつくわけではないですが、そこで身に付けた知識や技術、未知の事にチャレンジする勇気は、その後の人生を大きく支えてくれるはず。
恋愛も、仕事も、結婚も、積極的に取りに行った人が運を掴むものです。
「自分はこれでいい」と思っている人でも、いつかは、自分の将来や生き方について、真剣に考えなければならない時が来ます。
その時、自分と正面から向き合って、積極的に道を切り開いていくか、なあなあで流されて、言い訳を重ねて終わるかは、あなた次第です。