何度恋をしても上手くいかないあなたへ
何度恋をしても上手くいかない人がいます。
手を変え、相手を変え、いろんなマニュアルを真似ても、最後には飽きられ、捨てられてしまうのです。
なぜあなたの恋は上手くいかないのか。
それは全てにおいて、自己中心的だからです。
愛することよりも、いかに愛されるかで頭がいっぱい。
自分が楽しむことが優先で、相手の都合など気にも留めません。
相手はいつもあなたを喜ばせ、あなたを傷つけないよう気を遣わなければならないので、最後には疲れて、去ってしまうのです。
そもそも、あなたは「恋」というものを、幸せセラピーと勘違いしていませんか?
デートは楽しいテーマパークと思い込んでいないでしょうか。
恋人ができれば、孤独な日常から解放され、毎日が幸せで満たされるというのは幻想です。
最初の数ヶ月は夢中で過ぎても、いずれ相手の本性や不満と向き合わなければならない日が来ます。
それを乗り越えたカップルだけが、恋人として深く結ばれるのです。
愛も幸福も、二人で作り上げるもの。
どちらか一方が寄りかかり、どちらか一方がお守りするような関係はいずれ破綻します。
恋人ができた嬉しさで、孤独や淋しさを一気に埋めようとすれば、相手も重たく感じて、逃げ出すのが当たり前なのです。
恋の苦しみは、愛を知る為のチャンス
恋愛が楽しいのは最初の三ヶ月だけ、一時の熱狂が過ぎ去れば、あれがイヤ、これしてくれない、不満のオンパレードです。
相手もあなたの為に生きているわけではなのですから、摩擦が生じるのは当たり前なんですね。
しかし、『愛』って、何? なぜ愛について考えなければならないの? にも書いているように、「愛について考える」ということは、「彼氏と上手くいく」だけでなく、仕事や社会生活を円滑にする為にも欠かせないことです。
彼氏だからこそ、真剣に考えることもあり、恋愛は一つのきっかけに過ぎません。
でも、苦しいからこそ、誰もが必死に考え、知恵をしぼります。
本当の幸福は、その先にあるんですね。
同じ恋愛するなら、「なんとなく」ではなく、全力で恋をして、全力で付き合って、全力で悩むことをおすすめします。
その時は辛いかもしれませんが、いつか恋愛とは無縁の年代になった時、「人を好きになってよかった」と心の底から思えるはずです。
いい恋とは、何人と付き合ったかではなく、「心から愛した」という魂の実感です。
自分の都合しか考えない女性は何度恋をしても上手くいかないのです。