相手にぶつかっていく勇気 ~あなたの意見も尊い意見~
恋が上手くいかない時、多くの人は、自分の中で、ああでもない、こうでもないと頭の中で思い巡らせ、誰彼つかまえて相談したり、一人で悶々としがちですが、あなたがやるべき事は一つしかありません。
それは勇気を出して、相手にぶつかっていくことです。
無視されても、馬鹿にされてもいいから、自分の不安や不満を正直に打ち明けて、相手の気持ちを確かめることです。
もちろん、思い立ったら何時でも、というわけではありません。相手にも相手の都合があり、タイミングがあります。
夜勤明けでふらふらの時に、いきなり不平不満を聞かされて、穏やかな気持ちで向かい合える人などないですね。
正直に気持ちを伝えるにしても、相手に対する配慮は不可欠です。何でもかんでも思ったことを口にすればいいというものではありません。
その結果、物別れに終わっても、それまでの関係だったということ。潔く受け止め、身を引きましょう。西に行こうとする相手を引き留めて、無理に東に向かせることはできません。
それよりも、勇気を出して、ぶつかった自分自身を褒めてあげましょう。心の中で、じくじく恨みを抱えるより、よほど建設的です。
失敗の原因が分かれば、次から上手くやればいいだけのこと。都合の悪い現実から逃げ回っても、何一つ得るものはありません。
あなたの意見も、尊い意見。
相手に伝える価値があります。
自分で自分の意見を蔑ろにする人は、相手からも蔑ろにされるのです。
恋にも勇敢であれ
恋をするにも、いろんな勇気が求められます。
告白する勇気。
相手と向かい合う勇気。
現実を受け入れる勇気。
中でも、最も勇気を必要とするのは、別れを覚悟して相手にぶつかっていく勇気ではないでしょうか。
「もうダメかもしれない」
不安でいっぱいにの時、自分の中にもやもやを抱え込んでも、事態は好転しません。
他人に相談しても、得られるのは助言だけ。
誰かが代わりに解決してくれるわけではありません。
あなたが為すべきことは一つ。
踏まれても、蹴られてもいいから、自分の不安や考えを伝えて、相手の気持ちを確かめることです。
もちろん、相手にぶつかっていくにはタイミングも肝心です。
仕事で疲れ切っている時、「どういうつもりなの? 私のこと、何とも思ってないの?」みたいな話は、誰だって気詰まりですよね。
そういう時は、あらかじめ都合のいい時間を確保してもらって、お互いにタイミングのよい時にじっくり話し合えばいいのです。
それすらも出来ないというなら、その時は諦めましょう。
はなからあなたと向き合う覚悟のない人と、だらだら付き合い続けても、若さを消耗するだけ。
何も得るものはありません。
また、あなたも、「何が何でも彼でなければならない」というこだわりは捨てることです。
結論を先延ばしにして、表面的に繋がりを保っても、誰も幸せになりません。
むしろ若さと新しい機会を無駄にして、みじめに年を取っていくだけです。
たとえ地面に落ちても大丈夫。
この世に登れる木は無数にあります。
希望と気概があれば、また新たな木に登ることができるでしょう。
腐った枝にしがみつき、「落ちる~、落ちる~」と、もがいている時が一番辛いものです。
いっそ綺麗に落ちた方が楽なこともありますよ。