親子関係と自立– category –
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高卒でも生きられる ~18歳の若さと借金ゼロの強み
高卒でも賢く生きれば大丈夫 昨今の経済苦や高齢化問題、家庭内の諸事情で、やむなく高卒就職を選択する人も少なくないと思います。 しかしながら、「高卒就職=人生終了」「生涯年収に大差がつく」という声も多く、せっかく就職先が決まっても、絶望的な気持ちになっている人も少なくないのではないでしょうか。 このシリーズは、そうした不... -
やりたい職業がなければ、どうやって生活していくか考えよう
「私は偏差値50くらいで得意科目は数学や化学です。面倒くさがりでネガティブですが、人と触れ合うのは好きです。小さい子は苦手です。なにか向いている職業はありませんか」という高校生の為のキャリア相談室より。やりたい事もない。夢もない。何をしていいか分からない。ならば、これから先、どうやって生活していくかを考えようという話。 -
辛いときほど一緒に居てみよう ~どんな時も手を離さずに~
特別なことなど何もしなくていい、「親だから」と身構える必要もない。「ただ一緒に居る」ことが子供にとって救いになることもある。子供の「あっちに行け」は「今だけ放っておいて、でも心は見捨てないで」の意味。 -
「うざい」「ムカつく」「死ね」「殺す」の表現を言い換えよう
私が小学四年生の時、「いじめ」について話し合った学級会で、担任教諭が次のように仰いました。 「どれほど友達に腹が立っても、『死ね』『殺す』という言葉は絶対に使ってはいけない。あなたにどんな嫌なことをした人間でも『死んでいい』ということは絶対にない」 しかし、昨今は、「死ね」「殺す」という言葉のハードルがだんだん下がり... -
企業の奨学金 ~学生さんに確かめて欲しいこと
企業の奨学金 ~学生さんに確かめて欲しいこと 大学には行った方がいいの?の続きです。 企業が経済的理由で大学に通えない学生に入学金や授業料を貸与し、大学卒業後、一定期間、正社員として勤務すれば返還を免除されるという『企業奨学金』の制度。 同じシステムは、看護業界にも昭和の時代から存在して、今も現役で勤務する看護師の相当... -
途中で何度も崩れていいから、頑丈な積木の家庭を作ろう
摩擦が多いのは、関係が深い証。家庭も親子関係もみっともないものでいいと思います。途中何度も崩れてもいいから、「一見きれいだけれど線の細ーい不安定な積み木」ではなく「マグマのように不揃いだけれど頑丈な積み木」を築きたいものです。 -
子供に対する最大の贈り物は『時間』です ~スーパーナニーの言葉
私の居住国では、昨年から始まった『Super Niania』という番組が人気を集めています。 『Super Niania』とは「スーパーナニー」の意味で、イギリス国営放送BBCで歴史的高視聴率を記録した『Super Nanny』のローカル版です。 BBCの『Super Nanny』は、Jo Frost(ジョー・フロスト)という保育の達人が、問題児を抱える家庭を訪問し、実際に育... -
「自殺する」ということ ~最後の一秒で後悔しない為に
飛び降りる瞬間の後悔について綴った荻原朔太郎の詩をモチーフに、死んでも心臓マッサージが続けられる救命救急の現実と、人間そんな簡単に死ねるものではないというコラム。 -
子供はなぜ親の財布からお金を盗むのか?
いい親子関係とは子供がお金を盗まないことではなく、子供が何でも相談できることです。その信頼関係をなくして、どれほど正論を説いても、役には立ちません。 -
オイディプス王と精神的な親殺しについて
心理学者にして文人でもある河合隼雄氏の名著『家族関係を考える』とギリシャ悲劇『オイディプス』をベースに、思春期の子供の自立と内面的な親殺しについて綴るコラム。同氏の「竜退治と自立と内的な母親殺し」に関する記述と併せて。 -
『あって当たり前』という不幸をモチベーションに
「副業するサラリーマン」というブログに下記のような言葉があります。 (現在、このURLは削除されています) 個人的には「幸福」とは「成長している、成長できそう」に尽きると思っています。「不幸」とは「成長できない、成長できそうにもない」です。 例えば、給料がドンドン減っていく、GDPも右肩下がり、経済は停滞するどころか衰退して... -
立ちションは男親にしか教えられない ~チンチンの使い方も男親にしか教えられない
昨今、男の子の排尿解除も性教育も女親がメインで担当する為、立ちションができない子が増えているというエピソードです。男の子の生理機能は男親が教えるのが基本だし、こういう時の為に男親が存在するのです。 -
人生の不公平感をどう乗り越えるか ~ 恰好つけるより、生き延びる方が100倍大事
この世の中は、不公平のかたまりです。 生まれながらに、お金持ちの人。 バービー人形みたいに美しい人。 類いまれな才能をもつ人。 権利においては平等でも、個人間には圧倒的な差があります。 上を見ても、横を向いても、キリがありません。 それよりは、自分が生き延びることを第一に考えましょう。 恵まれた容姿も、ありあまる資産も、自... -
「好きなことをして生きる」は正解か
「好きなことをして生きる」は正解か 現状が厳しいからこそ、好きなことをして生きよう、というのが昨今の合い言葉になっています。 確かにそうかもしれませんが、好きな道を選択したところで、嫌なことが完全にゼロになるわけではありません。憧れの歌手になっても、仕事仕事で追いまくられて、売り上げのプレッシャーもひとしおだし、高給... -
子供の喧嘩 ~やっていいこと、悪いことを学ぶ機会
子供は喧嘩しながら「やっていいこと、悪いこと」を学ぶもの。相手に負けるのはイヤだけど、「これ以上やったらダメ」というのは、何となく肌で感じているようです。 -
今日、ボクは、引きこもるのを止めた
ボクがこの部屋に引きこもってから どれぐらいの月日が流れただろう はじまりは 小さな痛みだった なんとなく 人と会うのがつらくて 誰にも顔を見られたくない 話しかけられたくない そんな気持ちだった。 ☆ だからって 誰かに必要とされること 人に褒められること すっかりあきらめたわけじゃない。 多分 ほんとは その逆 ボクが本当... -
可能性の幅を広げる ~助言は具体的に
「可能性の幅を広げる」というと、あれもできる、これもできる、みたいに能力を上げることだと勘違いする人もありますが、実社会における可能性とは「Aがダメなら、Bがある」という臨機応変さをいいます。スポーツ選手でも、身体の故障を機に、指導監督に徹したり、ショップを始めたり、上手に転身する人も少なくないですね。競技に勝つこ... -
褒める育児 ~何について褒めるか
褒めることは子供に親の価値観を植え付けることでもあります。何をどう褒めるかで結果も違います。親力というのは、何をどう教えるかではなく、いかに我が子の中に美しい心情や努力を見出すかにあります。 -
素晴らしい哲学は10代~20代に出会うべし
文学にしても、哲学にしても、「生きること」や「愛すること」をテーマにした本は、10代~20代、遅くとも30代には読まないといけません。40歳を過ぎると、説教くささが鼻について、理想より現実、人生論より実利の方が優るからです。 -
ママは神様 ~子供にとってママは人生の指標
ママは神様 子供たちを見ていていつも感じるのは、ママは神様なんだと言うことです。 ママがいないと、多くの子供たちは不安になります。 必ず、「ママ~」と騒ぎます。 長い仕事の経験で言うと、「パパ~」と騒いだ子は数人です。 男も一生懸命育児に参加しているとは思うのですが・・・。 それはさておき、子供にとって「神様」は人生の指...